グランヴィノスは、2020年2月16日に北海道安平町のノーザンファームで生まれた青鹿毛の牡馬です。
（生産地・生産牧場）

父はキタサンブラック、母はハルーワスウィート（母父はマキャヴェリアン）です。
そして、馬主は佐々木主浩氏、調教師は友道康夫調教師（栗東）が務めています。

父・キタサンブラックは、天皇賞（春）やジャパンCなどG1を7勝した名馬で、スタミナ豊富で長距離に強く、先行力と粘り強さが特徴の血統です。
母・ハルーワスウィートは、ヴィルシーナ（ヴィクトリアM）、シュヴァルグラン（ジャパンC）、ヴィブロス（ドバイターフ）などを輩出した名繁殖牝馬です。
瞬発力と決め脚に優れた産駒が多く出ています。

この配合からは、中距離（1800m～2400m）で持続力と瞬発力を兼ね備えた競走スタイルが想定され、先行〜差しのどちらにも対応できるレース運びが期待されます。
この血統構成により、スタミナと瞬発力のバランスに優れた中距離競走に適した資質をグランヴィノス自身が受け継いでいると考えられます。

また、通算成績は7戦4勝［4‑1‑0‑2］で、賞金は中央競馬で約5,248万円を獲得しています。
関ケ原ステークス（3勝クラス）では、1年4カ月ぶりの復帰戦で完勝し、オープン入りを果たしました（1着）。
2番手の好位につけ、そのまま押し切って快勝。骨折明けとは思えない力強い内容でした。
そして、次走は2025年9月13日開催予定の第76回チャレンジC（G3・阪神 芝2000m）に登録されており、重賞初挑戦となる予定です。
また、血統背景からは、中距離レース（1800〜2000m）への適性が高いことが強みです。

長期休養明けでも力強い勝ち方を見せたように、復活力や安定感も評価できます。
今後はチャレンジCでの重賞初制覇がひとつの目標となります。
その結果次第ではさらに大舞台への展開も見えてきます。

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