生産地・生産牧場は北海道新冠町の飛渡牧場で、2021年4月24日に誕生した牡馬です。
サブマリーナは、父スワーヴリチャード、母ヒシサブリナという血統で、黒鹿毛の美しい馬体を持ちます。
また、現在は株式会社ＮＩＣＫＳが馬主、栗東の庄野靖志厩舎に所属し、日々の調教に励んでいます。

配合の妙味として注目されるのは、父スワーヴリチャード（サンデーサイレンスを持つ血統）のしなやかな瞬発力に、母系（母ヒシサブリナ、母父Bernardini（バーナーディニ））の底力と柔軟性が加わることです。
その結果、サブマリーナには中距離戦での持続力ある末脚、さらに器用さを活かした展開対応力が期待されます。

現在までの戦績は中央競馬7戦4勝、2着1回、3着1回、4着1回という安定感ある成績です。

特に注目すべきは、2025年3月15日の阪神・難波ステークス（3勝クラス）を武豊騎手とのコンビで制したことです。
そして翌5月17日にはGIII・新潟大賞典で2着に健闘し、重賞級の力を示しました。

次走は2025年9月13日に阪神で予定されているチャレンジカップ（GIII）への参戦を予定しており、重賞初制覇を目指す重要な一戦となります。

血統背景から芝1800〜2200mの距離での活躍が期待され、秋の重賞路線での好走が現実的な目標となるでしょう。
特に京都などの広いコースでは、持ち前の末脚を活かせる展開が期待されます。

前走の重賞2着という結果を経て、将来的にはGⅠ挑戦も視野に入ります。
鞍上との継続的なコンビが実現すれば、さらなる飛躍も期待できるでしょう。

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