アルマデオロは、2022年3月26日にヤナガワ牧場で生まれた鹿毛の牡馬です。
アルマデオロは、スペイン語で「黄金の魂」を意味する名前を持ちます。
馬主は株式会社ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン、調教師は栗東所属の清水久詞氏が務めています。
父レイデオロ、母シュガーハート、母父サクラバクシンオーの血統構成で、G1を7勝したキタサンブラックの半弟にあたります。

父レイデオロは2017年の日本ダービー馬で、キングカメハメハ系の種牡馬として芝の中長距離で産駒が活躍を見せています。
母シュガーハートはキタサンブラックの母として知られる名繁殖牝馬で、サクラバクシンオーを母父に持つことでスピードとスタミナの両面を兼ね備えた血統背景を持ちます。
この配合により、アルマデオロは芝の中長距離において高い適性が期待される血統構成となっています。

通算成績は8戦2勝（2025年8月時点）です。
2025年6月28日の函館4R 3歳未勝利戦（芝2000m）で武豊騎手とのコンビにより初勝利を挙げました。

その後、8月3日の札幌12R 積丹特別（芝2600m）では1番人気に応えて勝利し、勝ちタイムは2分44秒5（良）を記録。
武豊騎手は初勝利時に「クラスが違うような勝ち方」と評価しており、その能力の高さを示しています。

キタサンブラック半弟として常に注目を集める存在で、武豊騎手が主戦騎手を務めています。
積丹特別での勝利により着実にクラスを上げており、今後は中長距離の重賞路線での活躍が期待されています。
父レイデオロの血統的特徴と母シュガーハートのスピード・スタミナを受け継ぎ、秋の重賞戦線での展開が注目されています。

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