ダノンフェアレディは、2022年1月19日に日本・北海道安平町のノーザンファームで生まれました。
黒鹿毛の牝馬です。
父はキズナ、母はメチャコルタ（母父：エルコレドール）という血統構成です。
なお、ダノックスが馬主を務め、橋口慎介調教師が管理しました。
この配合は、父・キズナの「持続力と瞬発力を兼ね備えた能力」に、母系（メチャコルタ＝南米系血統）の「成長力やスピードの要素」を補完する意味があります。
実際に、キズナ産駒は、芝・ダートを問わず中距離で安定した成績を残しており、
特に芝1600〜2200mでは高い適性を示します。

一方で、短距離（おおむね1400m以下）では成績が落ちる傾向があります。
また、母系には Secretariat が5代内に1回登場し、Mr.Prospector のクロスも含まれています。
これらの米国スピード血統は、一般的にスピードやパワーを補強する要素とされる配合です。

そして、ダノンフェアレディはJRAで4戦2勝という戦績です。
2024年6月1日、京都芝1,600m新馬戦でデビュー勝ちを飾りました。
しかし、2025年2月10日、京都のエルフィンステークス（L・芝1,600m）では、
スタート直後の逸走が響き5着。
続いて、2025年4月13日、阪神・忘れな草賞（L・芝2,000m）では4着。
その後、2025年7月に小倉芝1,800m1勝クラス戦で再び白星を挙げました。
さらに、9/7紫苑ステークスへの出走を控えており、競走経験を重ねることでさらに成長が期待されます。
このレースは秋華賞へのトライアルであり、関係者からは状態の良化と成長の手応えについての期待の声があがっています。

競走馬としてのピークを迎える4歳、5歳シーズンには、エリザベス女王杯や府中牝馬ステークスなどの牝馬限定重賞、さらには混合戦線への挑戦も選択肢となります。
戦績の蓄積次第では、ヴィクトリアマイルや秋の天皇賞といった上級路線へのステップアップも視野に入る可能性があります。
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より詳しい血統情報は netkeibaのプロフィールページ も参考になります。