競走馬エリキングは、2022年2月12日生まれの鹿毛の牡馬です。
生産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。
また、馬主は藤田晋氏、管理調教師は栗東所属の中内田充正調教師が務めています。

父：キズナ

ディープインパクトの直仔で、日本ダービー（東京優駿）優勝馬。
また、種牡馬としても成功を収めており、芝中距離〜長距離で活躍する産駒を多数輩出しています。
スピードとスタミナを兼ね備えた血統です。

母：ヤングスター（Youngstar）

オーストラリア産の競走馬で、現役時代には重賞実績あり。
さらに、母系にスタミナを支える血統背景を持ち、欧州系の影響も強く受けています。

母父：High Chaparral（ハイ・シャパラル）

サドラーズウェルズ系で、欧州・豪州の芝中長距離戦に強い血統です。
母系に入ることで持続力や耐久性を伝える傾向があります。

この血統構成から、芝2000m〜3000mでの持久力勝負に高い適性が期待されます。
このため、エリキングは、クラシック路線への対応力も十分と考えられます。

2025年時点での通算成績は5戦3勝（3‑0‑0‑2）です。主なレース結果は以下の通りです。

• 2024年：ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス（GIII）1着
• 2024年：野路菊ステークス（OP）1着
• 2024年：新馬戦（京都 芝1800m）1着
• 2025年：日本ダービー（GI）5着
• 2025年：皐月賞（GI）11着

また、名手川田将雅騎手とのコンビでも注目されており、重賞では1番人気に支持されるなど、陣営からの高い評価を受けています。

2025年の神戸新聞杯では1番人気に支持され、注目度が高まっています。
このレースは、クラシック最終戦・菊花賞（GI）への重要なステップレースとされており、エリキングの持つスタミナと持続力が問われる舞台となります。

キズナ産駒の特徴である芝中長距離への高い適性から見ても、今後のGⅠ戦線での活躍が非常に期待されています。

キズナについてはこちら

また、エリキングの最新競走成績はnetkeibaで確認できます

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