ファムマルキーズ（英語表記：Femme Marquise）は、2023年3月12日生まれの鹿毛の牝馬です。
北海道白老町の（有）社台コーポレーション白老ファーム生産されました。
また、馬主は吉田照哉氏、調教師は栗東・大久保龍志厩舎所属、

父はキタサンブラックです。
キタサンブラックは国内重賞ＧⅠを複数勝利した実績馬です。
また、長めの距離やタフな展開にも対応できる王道血統の典型とされます。

そして、母は ダイワダッチェスです。
母は芝1400 m以下の条件で3勝を挙げており、スピード・瞬発力の面でも実績があります。
さらに母の父は ワークフォース（Workforce）で、欧州芝長距離実績を持つ血統です。
以上の配合から、キタサンブラック由来のスタミナ・底力、母系由来の芝短〜中距離スピード、そして母父ワークフォースによる欧州志向・芝適性という複合的な血統背景を持っています。
よって、ファムマルキーズは「芝1400ｍ〜中距離でスピードとスタミナを兼ね備えた走りが可能」という強みを獲得していると考えられます。

現在までの通算成績は２戦１勝で、獲得賞金は約861万円です。
デビュー戦は2025年6月8日、阪神芝1400 mで勝利し、タイム1分21秒8を記録しました。

本馬は現役馬として今後さらなる成長および条件クラス突破が期待されています。
また、調教師からは「まだ２歳馬らしい精神的な幼さがある」とのコメントもありました。
このことから、成長余地があるとの評価です。

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