ルガルは2020年3月7日生まれです。
馬名の由来は、シュメール語で王という意味を持っています。
生産地は北海道浦河町、生産者は三嶋牧場です。
馬主は江馬由将、調教師は杉山晴紀（栗東）。
また、青鹿毛の牡馬です。

父はドゥラメンテです。
ドゥラメンテはキングカメハメハ産駒、母はアドマイヤグルーヴです。
皐月賞・東京優駿（日本ダービー）を制した名馬で、種牡馬としても高い評価を得ていました。

そして、母はアタブです。
さらに、アタブの父（母父）はNew Approachです。
New Approachはガリレオ系です。
なお、欧州クラシック路線で重賞複数勝利を持つ血統です。

この血統構成により、ルガルは父系に日本の強力サラブレッド名門血統（キングカメハメハ系＋アドマイヤグルーヴ）を有し、母系にはヨーロッパを起点とする中距離～マイル系血統を取り込んでいます。
これは、短距離性能（特に1200m〜1400m）適性を示しつつ、底力や持続力を問われる展開にも対応力が期待できる構成です。

また、通算戦績は16戦4勝になります。
中央競馬での勝利が主で、海外遠征も含む出走実績もあります。

主な勝鞍は以下になります。

• 2024年スプリンターズステークス（G1）
• 2024年シルクロードステークス（G3）
• 2023年橘ステークス（Listed）

こうした実績からも、ルガルは馬場や路面を問わず安定したパフォーマンスを発揮できる馬といえます。
これは、父ドゥラメンテ産駒に見られる馬場不問性に加え、母父ニューアプローチ産駒も悪馬場での勝利経験があることから、馬場適応力が血統面からも裏付けられる可能性が高いでしょう。


ルガルは不良馬場でも勝利があります（2023/5/7　京都・芝1400）。
さらにダートコースでも2023年に勝利を収めています（※2023/1/21 中京・ダート1200m）。
なお、2025年には高松宮記念へ出走もしていますが、7着に終わりました。

さまざまな馬場状態や路面に適応できる万能性も強みの一つとなっています。

現時点では現役競走馬として活動中です。
調教師・関係者は、芝1200mあたりが現時点での最適距離との見方をしています。
今後は国内重賞戦線を中心としつつ、海外スプリント路線への遠征可能性も視野に入れられています。

スプリンターズステークス2025血統予想
血統表の読み方ガイド:血統表の読み方

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